2023/05/23 あんこスイーツの世界を壺屋がご案内!こだわりのあんこの種類と使い方

あんこスイーツの世界を壺屋がご案内!こだわりのあんこの種類と使い方

和菓子のみならず、広くスイーツに使われているあんこ。あんこは小豆と砂糖を絶妙に調和させて作られ、その豊かな甘みと滑らかな舌触りが魅力です。

この記事では、あんこの多彩な種類と壺屋のあんこへのこだわり、そして壺屋のあんこを使った人気のスイーツについてご紹介します。

あんこスイーツで心も身体もリフレッシュしてみませんか?

 

目次

1.あんこの魅力とは?

2.あんこの種類と使い方

3.壺屋のお菓子で楽しむあんこスイーツ

4.まとめ


1. あんこの魅力とは?

あんこの魅力は、その豊かな甘みとなめらかな口当たりにあります。あんこは基本的に、砂糖と小豆を使って作られます。あんこは代表的なものに「こしあん」と「つぶあん」がありますが、他にも多彩な種類があることを知っていますか?

あんこの起源と基本的な特徴

あんこは、最初に日本に伝わったのは飛鳥時代という情報もあるほど、古くから親しまれています。あんこの主な材料である小豆は、栄養価が高く、豊かな風味があります。この小豆を煮て糖化させることで、あんこのおいしさが生まれます。古くからあんこはスイーツとして楽しまれてきたのですね。

こしあんとつぶあん

こしあんは、小豆を煮てから皮を取り除いて濾して作られますが、つぶあんは、小豆を潰さないように炊いて作られます。この製法の違いが、あんこを使ったスイーツの食感や味わいに影響します。

他のあんこの種類とその特徴

さらに、白あんやずんだあんなどの他のあんこの種類も存在します。白あんは、白小豆や白隠元豆(しろいんげんまめ)によって作られるものがあります。いずれも、優しい甘さとなめらかな食感が特徴です。ずんだあんは枝豆をゆでて潰したあんで、豊かな香りと風味で鮮やかにスイーツを彩ります。白あんについてはのちほど解説します。

 

2. あんこの種類と使い方

こしあんの特徴と製法

こしあんは、小豆を炊いて皮を濾し取り除いて作るあんこです。こしあんはそのなめらかな舌触りと豊かな甘みが特徴で、代表的なスイーツとしては、和菓子では、おはぎや花ようかんなどによく使われます。小豆は皮に風味があるため、こしあんは小豆の風味が多少弱くなります。しかしスイーツにとって風味は強い方が良いわけではなく、作りたいスイーツによりあんこを使い分けることが大事です。

つぶあんの特徴と製法

つぶあんは、こしあんとは対照的に、小豆の粒が残っているあんこです。小豆を煮て甘さを加え、一部の粒を残しながらすり潰したもので、なめらかな質感と共に粒の食感も楽しめます。和菓子や焼き菓子にも用いられており、どら焼きや最中、またはパンやケーキのフィリングなどで親しまれています。つぶあんは、独特の食感と小豆の風味を生かしたあんこスイーツを作りたいときにはぴったりです。

白あんの特徴と製法

見た目が白いあんこを総称して白あんといいます。白あんは白隠元豆(しろいんげんまめ)や手亡豆、白花豆、白小豆を用いて作られます。壺屋では白隠元豆を用いて白あんを作っています。白隠元豆は皮が硬めなので、前日に蜜漬けした上であんこを炊いています。

それぞれのあんこが使われるスイーツの例

  • こしあん:饅頭、大福、おはぎなど
  • つぶあん:どら焼き、最中や焼き菓子など
  • 白あん:どら焼き、和菓子、洋菓子など

これらの異なる種類のあんこは、それぞれの独特な風味と食感を持ち、日本の伝統的な和菓子から洋風のスイーツまで、多様なスイーツに活用されています。


3. 壺屋のお菓子で楽しむあんこスイーツ

壺屋で使用しているあんこの種類と特徴

壺屋では、3人のあんこ職人が厳選された上質な小豆を使用し、独自の製法でこだわりのあんこを作っています。小豆は品種により風味や食感などが異なるため、作りたいお菓子に最も合う品種を採用しています。たとえば、どら焼きには十勝産エリモ小豆、その他のお菓子には北見産のエリモ167という品種を用いています。職人が作るこしあんとつぶあんはそれぞれ、合うスイーツに使われます。 

  • こしあん: 壺屋のこしあんは、なめらかで絶妙な甘さが特徴です。しっとりとした食感と豊かな風味を持ちあわせており、羊羹などのあんこスイーツに使われています。
  • つぶあん: 壺屋のつぶあんは、小豆の粒が残っており、風味豊かで食感のアクセントとなります。どら焼きや最中などのあんこスイーツに用いられています。

壺屋が贈るこだわりのあんこスイーツ

壺屋のお菓子は、あんこの味わいを大切にしつつ、独自の工夫やアレンジで多彩なスイーツを展開しています。壺屋こだわりのあんこスイーツをご紹介します。

  • 壺もなか: 創業者 村本定二が昭和八年に創業五周年記念で発売したあんこスイーツです。発売以来、製法を変えず、自家製あんでつくり上げています。その大納言小豆と白隠元の味覚は円熟の境をきわめるべく精進しています。
    壺もなかはこちらから。



  • 大雪どら焼き つぶあん: もっちり生地と自家製あん。はちみつを加えたきめ細やかな壺屋独自の生地をふんわりと色よく焼き上げ、自家製あんを挟みました。
    職人がていねいに炊き上げるあんこはみずみずしく風味も濃厚。創業間もなくから、製法を見直しながらつくり続けているどら焼きです。
    あんにこだわる壺屋ならではの自慢のあんこスイーツをぜひお楽しみください。
    大雪 どら焼 つぶあんはこちらから。
    大雪 どら焼(つぶあん・白つぶあんセット)
    はこちらから。



  • かぼちゃ鍋: 小豆あんを饅頭生地で包み込み、さらにとろろ昆布入りのかぼちゃあんで包み、パイ生地で焼き上げた三重の包み菓子です。豊かな土壌から生まれた安全・安心な北海道産かぼちゃを使っています。
    北の大地が育んだ自慢の逸品。かぼちゃの自然な甘みを活かしたあんこスイーツです。
    かぼちゃ鍋はこちらから。




4. まとめ

あんこの多彩な種類とその味わい、そして壺屋のあんこスイーツを紹介しました。あんこのおいしさを最大限に生かした壺屋のこだわりのあんこスイーツをぜひ味わっていただければ幸いです。

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