北の菓子舗 壺屋総本店

壺屋のピスチモンドと言われてピンとくる方はいますか？
おそらく初めて聞いたという方が大半だと思います。

それもそのはず、ピスチモンドは壺屋の実店舗及びオンラインショップで販売はしておらず、道内空港のANA FESTA(一部店舗)のみで取り扱いをしている商品なのです。

◆ピスチモンドとは

ピスチモンドとは、ANA FESTAさんと壺屋総本店で共同開発したラング・ド・シャです。
ピスタチオ、十勝ゴーダチーズ、アーモンドを練り込んだ贅沢なラング・ド・シャでホワイトチョコをサンドしています。

サクッと噛むと広がるピスタチオとアーモンドの香ばしさに、ホワイトチョコのリッチなくちどけがとても合う一品です。

 商品名のピスチモンドは、メインの原材料である「ピスタチオ」「チーズ」「アーモンド」からきています。どれもお菓子では主役級の原材料ですが、贅沢に３ついっぺんに使ってみました！

ピスチモンドの最大の特徴は、ピスタチオペーストとダイス状のピスタチオをこれでもかというくらいきじにねりこんでおり　、焼き菓子でここまでピスタチオを感じられるお菓子は無いと自負しています。

ピスタチオは「ナッツの女王」と呼ばれることもあり、その高貴な風味はもちろんのこと、タンパク質と食物繊維の含有量が高いことが特徴です。ちなみに、アーモンドもタンパク質、食物繊維はもちろん、ビタミンEやミネラルも豊富で、最近ではヘルシーな食材として人気となっています。当然、「ナッツの王様」はアーモンド！と思いきや、マカダミアナッツにその座を奪われています。

◆き花と何が違うの？

き花で検索をしているとお客様のこんな感想を見つけました。
「き花のピスタチオ味美味しい！」

実はこのピスチモンド、き花とは全くの別物なんです！
ありがたいことに、壺屋＝き花と思っていただいている方が多数いらっしゃる中で、ピスチモンドをき花の新作と勘違いしてしまうのも無理はないと思います。
正直私も最初に見た時、「あーき花新作出るんだ」と考えてしまいました(笑)

き花とピスチモンドは全く関係のない商品だっていきなり言われても違いなんて分からないですよね。
そこで、き花とピスチモンドの違いをいくつかご紹介します。

まず一番の違いはクッキーの種類です。
き花はガレット、ピスチモンドは先ほども紹介した通りラング・ド・シャを使用しています。

ガレットはフランスが発祥の丸くて平たい焼き菓子の総称です。日本では厚焼きのクッキーをガレットと呼ぶこともあります。

ラング・ド・シャは絞り出しクッキーの一つで、フランス語で「猫の舌」という意味を持っています。薄焼きでサクサクとした食感が特徴。

そして、クッキーが違えば食感も違う！

き花はアーモンドを使用したガレットが特徴的なお菓子です。
少し厚めのガレットなので、ザクザクとした食感が楽しめます。

き花に対しピスチモンドは、ラング・ド・シャを使用していて、き花よりクッキーが薄焼きなのでサクサクとした食感です。

き花はちょっとした休憩時間にコーヒーや紅茶などと一緒に食べるのがおすすめですが、ピスチモンドはラング・ド・シャに少し塩味が効いているのでお酒のおつまみなどに最適です。

といったような違いが、き花とピスチモンドにはあります。

しかし、1つだけ共通して言えることはき花もピスチモンドもとても美味しいということです！

ピスチモンドは、道内空港のANA FESTAさん(一部店舗)のみでご購入いただけます。

ピスチモンドの他にも、ANA FESTAさんと壺屋総本店で共同開発した商品や、ここでしか買えない限定商品が販売されています。

旅行などでANAFESTAさんをご利用の際はぜひお試しください！