北の菓子舗 壺屋総本店

カリフォルニアにアーモンドを見に行ってきました！

き花はこれでもか！というくらいふんだんにアーモンドを使用しています。
どれくらいかというと、原材料の中で一番多く使用しているのがアーモンドなんです！
今回、そのアーモンドの産地である米国カルフォルニア州にあるキャンポス社を訪れました。キャンポス社の詳細はこちらをご覧ください。

アーモンドはアメリカを始めスペインなど世界各国で生産されています。
アーモンドの生産量のうちアメリカ産の比率はなんと80%以上で、世界最大のアーモンド生産国なんです。
しかもアーモンドは、カリフォルニア州から世界に輸出される農作物の中で輸出額が1位なのです。カルフォルニア州にとってもき花にとってもアーモンドは欠かせない存在なんですね。

いつか北海道でも自社農園を！と思いますが気候的になかなか難しいようで…
夏は暑く乾燥していて、冬は短く雪の降らない地中海気候がアーモンドの栽培に適しているそうです。
日本でも試験的に栽培を始めている地域があるそうですが、実用化には至っていないようです。

アーモンドはバラ科の植物(果物)で木の実ですが、果肉の中にある種の中の「仁(じん)」という部分を食べており、外皮は食べられません。
これは意外と知られていないので「そうなんだ！」となった方も多いのではないでしょうか。

収穫時期になるとツリー・シェイカーという機械で木を揺らし、身を落として収穫します。この時の光景を「アーモンド・シャワー」と呼んでいます。
シャワーと名付けるぐらいたくさんのアーモンドが木になっています。
たくさんのアーモンドが降り注ぐ光景は圧巻です！
ツリー・シェイカーで落とされたアーモンドは、スイーパーと呼ばれる機械で集められて工場内に運ばれます。そのあと殻割されたアーモンドは様々な形状に加工されます。

キャンポス社ではアーモンドをき花の製造に適した形状に特別に加工してもらっています。
今回もき花に使用するアーモンドの加工工程を確認してきましたが、行くたびに最先端の機械が導入されていて驚きです。
社外秘のため写真がなく詳細をお話しできないのが残念です。機械が最先端なのはもちろんのこと、今回も品質へのこだわりを再確認出来て、キャンポス社は本当に安心できるパートナーです。長年の信頼関係に基づき最適な原料を供給してもらって助かっています。

コロナの影響でなかなか訪問できませんでしたが、定期的にキャンポス社の農園や工場の視察を行い、産地概況確認やこちらからリクエストをしたりと継続的な取り組みができる結果、皆様に美味しく、安心安全な「き花」を召し上がっていただけるんです！
これからも、はるばるカリフォルニアから来たアーモンドを大切に使用していきます。そして皆様に美味しく召し上がっていただきたいです。